大人でも難しい小学生の算数の距離の文章問題

スポンサーリンク
スポンサーリンク

基本問題1

Aさんは速さ1m/s
Bさんは速さ3m/s

Aさんが先にスタートして、Bさんはその3秒後にスタートした。
BさんがAさんに追いつくのはスタートから何mの場所か?

基本問題1 解説

スタートして3秒で、Aさんは3m進んでいる。
ここからBがスタートする。

AとBの速さの比は1:3なので、進んだ距離も1:3である。
Aがスタートしてから3秒後、AとBが進んだ距離を比較すると、1:3である。
すると、Aがスタート3秒の間に進んだ距離は、長さの比としては2である。

Aが3秒の間に進んだ距離は3m。
するとAがトータルで進んだ距離を、比から計算すると、
2:3=3m:?
? = 4.5m

答え:BがAを追い抜くのはスタートから4.5mの位置

応用問題1

弟が時速 4.2 km で歩いて家から学校に向かいました。
2分遅れて、姉が時速 7.2 km で走って家から学校に向かいました。
途中で姉が弟を追い越し、追い越してから36秒後に姉が学校に着きました
家から学校までの道のりは何mでしょうか?

応用問題1 解答

2分後の状態。
弟は時速4.2kmで2分なので、140m進んだことになる。

姉は弟に追いついてから36秒で学校へ到着した、とのことなので、
姉が36秒で移動した距離は時速7.2km×36秒=72m

ここで、赤線青線の長さの比を考える。

弟が家を出て2分後をスタートと考えると、そこから姉と弟が移動した距離の比は、姉と弟が移動する速度の比に等しい。

よって、7.2:4.2=12:7となる。

またここで、赤線が12、青線が7とすると、弟が家から出て2分後の距離は、長さの比で表すと5となる。そしてここは、140mだと計算で出ている。

すると、赤線の12の部分も長さの比を使えば計算で出せる。
5:12=140:赤線
赤線=336m

よって、家から学校までの距離は、
336m + 72m = 408m

雑記
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました