儒教と現代日本の社会構造

儒教とは?

儒教とは儒学のこと。
儒教は宗教ではなく「政治理論」

儒教は中国人の孔子(こうし)が作った。
子(し)とは、先生という意味。

儒教は、秩序維持に利用された。
年功序列、年上を敬う、男尊女卑、主君や親に忠誠を誓う、など。

儒教で禁止されている行為

下克上

下の者が上の者に打ち勝って権力を手中にすること。
南北朝時代から戦国時代、農民が領主に反抗して一揆として蜂起。
また、家臣が主家を滅ぼして守護大名や戦国大名になっていった乱世の社会風潮のこと。

儒教の内容

五常(仁、義、礼、智、信)という徳性を拡充することにより五倫(父子、君臣、夫婦、長幼、朋友)関係を維持することを教える。


人を思いやる事。
「狩衣姿も凛々しい若者の頼もしさをいう語」
「説文解字」は「親」に通じると述べている。
「論語」の中では、さまざまな説明がなされている。
孔子は仁を最高の徳目としていた。


利欲に囚われず、すべきことをすること。


仁を具体的な行動として、表したもの。
もともとは宗教儀礼でのタブーや伝統的な習慣・制度を意味していた。
のちに、人間の上下関係で守るべきことを意味するようになった。


ただ学問に励むだけでなく道徳的認識判断力であることともされている。
智は『論語』では知と表記され意味としては聡明、明智などの意味がある。


言明を違えないこと、真実を告げること、約束を守ること、誠実であること。

儒教のデメリット

儒教の教えは、為政者が理想の政治を実現するための思想哲学。どんなにアホな年上や上司であったとしても、逆らうな、敬え、という教え。なので下克上が起こりにくい。

同族を重んじる儒教は、一族の誰かが殺されれば報復をするのが当然とされていた。裏を返すと、報復されないためには、相手の一族を皆殺しにする必要がある。死刑する際「三族皆殺し」という、父方の一族、母方の一族、妻の一族すべてを殺してしまうケースもあったらしい。

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