サンクコスト効果とは?

サンクコスト効果とは?

サンクコストとは、埋没費用のこと。
すでに支払ってしまい、取り返すことのできない金銭的・時間的・労力的なコストのこと。

「サンクコスト効果」とは「すでに支払ったコストを取り戻そうとする心理効果」のこと。
サンクコスト効果のデメリットとして、合理的な意思決定ができなくなる。

サンクコスト効果の例題

あなたは、70キロほど離れた街で開催される、バスケットボールの試合を観戦する計画を立てました。あなたはすでに前売りチケットを50ドル(約5500円)で購入しています。ところが、試合当日の天候は吹雪で試合会場に行くのはとても大変です。さて、あなたはどうしますか。

1:試合会場に行く
2:暖かい家でテレビ観戦する

吹雪の中での移動は危険。また交通状況も麻痺するし、試合自体も正常に行われない可能性もある。
しかし、チケットを払ってしまったので、行かなければ「もったいない」と感じてしまう。

起業の落とし穴:サンクコスト効果の例

貯金を元手に飲食店事業を始めた。
テナント工事費、賃貸契約料、広告宣伝費、調理設備器具、様々な初期投資に500万円かかった。
開店から2年が経過しても、売上は思うように上がらず、常に赤字経営。
資金も底をつきそう。さて、どうする?

①銀行から融資を受けて、飲食店を続ける。
②飲食店を廃業して別の働き方を見つける。

サンクコスト効果の影響を受けると、①を選んでしまう。
第三者から見ると、さらに赤字を増やす危険な選択である。
しかし当人から見ると、埋没コストをなんとか回収しようと必死である。
これが起業における、サンクコスト効果の怖い部分。

さらに怖いのが、ここに現状維持バイアスも加わると、さらに泥沼から抜け出せなくなる。「損をしている現状」を維持しようとしてしまう。変化する=損をするという現状維持バイアスが強く働く性格の人がいる。

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