スマートビエラ事件とは?各テレビ局が製品のCMを拒否した理由

スマートビエラCM拒否事件(2013年)

2013年4月に発売されたパナソニックのテレビ「スマートビエラ」のCM放映を、各テレビ放送局が拒否したという事件のこと。

スマートビエラは電源を入れるとテレビ番組の枠の外側にインターネットネットや動画などが並んでいた。テレビ電源を入れた時、youtubeやネットコンテンツを表示することもできるような仕組みだ。

しかしこの「テレビ電源を入れて最初に表示される画面に、テレビ以外が選択できてしまう」ことがガイドラインに違反しているとテレビ放送局側が主張。

テレビ放送局側は、番組受信機には放送局側の意図とは違う内容が表示されることがあってほしくないとして、テレビ放送局各社は、スマートビエラのテレビCMを拒否した。

テレビ局側がスマートビエラのCMを拒否した理由

テレビ放送というのは公共性が高いので、テレビに映し出されたものは「テレビ放送」と誤解してしまう。なので「テレビ受像機」として販売するならば、まず電源が投入されて表示れる画面は「テレビ放送」が好ましいとした。

テレビの電源を入れた後、ユーザが「自分の操作」によってyoutube等のネットコンテンツを表示するのは問題ないとした。

それであれば、視聴者自身が「テレビ以外のコンテンツ」であると認識して操作しているわけなので、それだったら問題無い、ということらしい。

ようするに「テレビの電源を入れて最初に表示される画面はテレビでなければ認めない!」ということ。この一件からもテレビ業界の体質が垣間見える。

独占禁止法「不公正な取引方法」に違反?

「電源を入れた時、地上波テレビが表示されるようにしろ」というのは、独占禁止法の「不公正な取引方法」に違反しているのではないか?

不公正な取引方法とは?

  • 「自由な競争が制限されるおそれがあること」
  • 「競争手段が公正とはいえないこと」
  • 「自由な競争の基盤を侵害するおそれがあること」

といった観点から,公正な競争を阻害するおそれがある場合に禁止される。

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