日産リーフ(電気自動車)の中古を購入した理由
私は数年前に日産リーフの中古自動車を約100万円で購入した。
電気自動車にすれば、ガソリン代が浮くと考えたからだ。
その考えが甘かった。まさか1年足らずで売ることになるとは。
電気自動車の期間はたった1年でガソリン自動車に戻った(ガソリン最高!)
日産リーフ(電気自動車)のデメリット
電気自動車は、ディーラーやコンビニにある「急速充電スポット」で充電できる。
例えばフル充電で160km走る車の場合、およそ30分程度で100km分くらい充電できる。
急速充電スポットは、ガソリンスタンドに比べて非常に少ない。
田舎に行けば行くほど数は少ない。というか、田舎はほとんどない。
人口密度が高い都市の場合、充電スポットに車が順番待ちしている場合もある。
冷房や暖房をつけると電気がどんどん減る
これが辛い。特に冬場。
エアコンや暖房というのは、たくさんのエネルギーを使う。
電気自動車で暖房をつけようものならみるみるうちに残り充電が減っていく。
夏の暑さは窓を開ければなんとか我慢出来るとして、冬は辛い。
事故渋滞、地震、大雪、パンクで立ち往生など、急な災害の時に極端に弱い。
「気軽に遠出」ができなくなる
充電場所は、ガソリンスタンドのように、そこら中にあるわけではない。
運良く充電スタンドがあっても、先客がいる事もある。
もし順番を待ってる人が2人いれば、充電するまで約1時間くらい待たないといけない。
かなりの時間の無駄である。ストレスが半端ない。
ちょっと遠出をしようものなら、常に残り充電が気になる。
遠出のドライブを楽しむどころではなくなる。
「気軽にふらっとドライブ」が出来なくなるのである。
電気自動車のメリット
乗り心地
ガソリン車と比べて、圧倒的に乗り心地が良い。
音は、無音状態。ガソリン車特有の、振動が一切ない。音も振動も無いので、わかりやすく言うと「エンジンを切った時の状態」と同じ。無音・無振動状態で走るのである。
まるで空気の上をスーッと移動しているような感覚で、最初に乗った時は、感動を覚える。
ガソリン代が無料
急速充電スポットの利用は、何度利用しても月2000円。ガソリン代に比べてはるかに安い。
近所の買い物に利用して遠出しない、というタイプの人にとっては、かなりお得。
月額の費用が安く抑えられるので、節約ができる。
自動車の整備費用が安い
ガソリン車の場合、エンジン不調、エンジンオイル交換、エアーエレメント、オートマオイル交換など、様々な費用がかかる。電気自動車にはそれらのパーツがない。ということは、それにかかる整備費用も交換代金もかからない。
電気自動車は、整備費用や車検費用が多少安く抑えられるらしい。
自宅で充電できるようにするには?
自宅の分電盤に、200V専用の充電回路を工事する必要がある。200Vコンセントの配線を引き出す工事である。工事会社に頼むと、約10万円程かかる(工事会社による)
ただし分電盤工事なので、自宅が持ち家の場合に限る。借家、アパートの場合、大家さんからの許可は下りないだろう。
また、もし自宅で充電できるようになったとしても、200V回路は急速充電ではなく低速充電である。低速充電の場合、フル充電するのに数時間は必要となる。
まとめ
電気自動車のデメリット
・充電に時間が奪われ、充電スポットが少なく、精神的負担が大きい
・パンク、大雪、大雨、地震、停電など、事故や災害に対して非常に脆い。
月日が経つごとに、ほんの少しずつは改善されるだろうが、急速な進化は遂げないと予想する。バッテリー性能向上も、充電スピードの速度も、急速な進化というのは期待できない。
2023年~2025年頃になれば、多少景色が変わっていると思っていた。しかし世界は戦争で、ガソリンモ電気代も高騰している。今後もしばらくは電気自動車が大きく普及することはないだろう。
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