南海トラフ大地震や首都直下型地震に備える

南海トラフ地震とは?

南海トラフ地震とは、概ね100~150年間隔で繰り返し発生しており、1944年に発生した南海トラフ地震から70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の可能性が高まってきている。

下記文章は、火山学、地球変動学、地質学の専門家、鎌田浩毅さん(京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授)の発言から引用した。

  • 南海トラフ大地震は、2050年までには必ず起きる。
  • 2035年を中央値として、±5年の、2030年~2040年に起こる可能性が一番高い。
  • 南海トラフ大地震の被害予測は、東日本大震災の約10倍以上と予測。

首都直下型地震とは?

「首都直下地震」は、政府の地震調査委員会が今後30年以内に70パーセントの確率で起きると予測している、マグニチュード7程度の大地震のこと。

関東大震災など、それ以前にもあった過去の地震の歴史記録をもとに、将来発生すると予想されている地震のこと。

異なる震源の複数の地震が想定されているが、このうち最も首都中心に影響が大きいと考えられるのが、都心南部の直下で起きるマグニチュード7.3の大地震。

死者はおよそ23000人、その7割が火災が原因で死亡するとされています。
けが人は約12万人、救助が必要な人は約6万人、避難者数は約700万人に達するだろうと想定されている。

電気や上下水道など、ライフラインや交通への影響が長期化し、都心の一般道は激しい交通渋滞が数週間継続するほか、鉄道も1週間から1か月程度運転ができない状態が続くおそれがあるとしている。

仮に、都市部の一般道路や首都高を自動車で走っている最中に地震が起こったと想定すると、おそらく数十時間の閉じ込めに合う。あちこちで自動車事故が起こり、交通渋滞が起こる。自動車をその場に放置して歩いて移動する人間も出てくるかもしれない。そうなった場合、自動車内にも、ある程度の非常用装備があった方が良い。

地震に備えて用意する食料

  • 水 1日3リットル✕3日分=9リットル
  • 冷凍米(炊いて凍らせて、数ヶ月程度で更新)
  • シーチキン缶詰(賞味期限が長い)
  • ビスコ
  • ようかん
  • うめぼし
  • カレーや中華丼などのレトルトパック

地震に備えて用意する道具

  • バケツ
  • ゴミ袋
  • 乾電池
  • 乾電池タイプのLEDライト
  • トイレットペーパー
  • 消毒液、絆創膏、包帯
  • ウェットティッシュ
  • スマホ用のモバイルバッテリー
  • ホッカイロ

帰宅困難者・帰宅難民のために用意する環境や道具

  • 通勤はリュックを背負い、ある程度の装備をしておく
  • できれば都市部から少し離れた郊外へ引っ越す
  • 高層階マンションから2~3階建てのアパートやマンションへ引っ越す
  • 自転車を買っておく(会社や団体において余剰な自転車があると良い)

ミニマリストは災害に弱い

非常事態をシミュレーションしてみると、「ミニマリスト」が如何に危険かがわかる。家の中や、リュックなどに、ある程度の備蓄や余剰分がなければ、すぐに生命の危機が訪れる。

常備するもの

  • リュック
  • スマホ
  • ミックスナッツ
  • 着替え
  • 防寒着
  • スマホ用バッテリー
  • ライト
  • 乾電池
  • 絆創膏
  • ポケットティッシュ
  • ウェットティッシュ
  • マスク

あると便利なもの

  • ガソリンタイプのポータブル発電機

本当に怖いのは、インフラ停止が長期化した時

2~3日程度の計画停電レベルは、我慢すれば乗り越えられる。しかし3日以上の電気、水道などのインフラが停止した状態は、まず経験したことがある人が少ない。

水が底をつき、排泄物が処理できず、体を洗えない日々が数日間続くと、精神的、肉体的に弱ってくる。疲れと栄養失調で体の免疫も落ち、コロナ、インフルエンザ、風邪にかかりやすくなる。

コメント