数年前の話ですが、足裏にイボのようなものが出来ました。原因は不明です。気がついたら小さいイボが出来ていて、触ったり引っ掻いたりしているうちに、徐々に大きくなり、放置しておいたらさらに大きくなりました。
そのうち治るかな?と思い、放置していたのが悪かったようです。イボは治ることなく、どんどん大きくなっていき、歩くと痛いレベルにまで成長してしまいました。
足裏のウイルス性イボの写真とイラストは以下の通りです。


イボの中心はクレーターのようにくぼんでいて、白くてぶつぶつしています。周囲はでっぱっており、固くなっています。
また、強く押したり歩いて体重がかかると、痛みがあり、歩きにくいです。
病院での診断結果
2つの病院に通い、その結果「ウイルス性イボ」と診断されました。尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と呼び、ヒトパピローマウイルスの感染によって起きるそうです。
2つの病院で同じ診断結果だったので、間違いないと思います。爪で引っ掻いたり、皮膚に傷ができたりすると、そこから感染するようです。
1人目の医師は、「ベセルナクリームという塗り薬を塗って、治療をしましょう」との事でした。処方された薬を塗って、2ヶ月くらい頑張りましたが、効果はありませんでした。
2人目の医師は、「液体窒素による凍結療法があります。ただ、痛みがあり、仮にイボが取れたとしても、再発する可能性もあります。」との事でした。ネットで調べると、この方法は痛みがすごいらしく、歩くのも困難になるそうで、やる気になりませんでした。
痛みが伴うのは嫌だな、他にもっと良い治療法はないのかな?そう思い、病院ではなく、自分でネットで調べて、以下の方法を試してみました。
明治キズ軟膏を塗って絆創膏を貼る
これをイボに塗って、絆創膏を貼って密閉させることで、ウイルス性いぼを殺菌して、イボを消すという方法です。ドラッグストアで500円くらいで売っています。
イボが思った以上に大きかったので、通常の絆創膏ではカバーしきれなかったので、大きな絆創膏を買いました。

顔や首と違って足の裏なので、絆創膏を貼っておかないと布団や床に付いちゃうので、絆創膏は必須でした。
お風呂に入った後にイボに直接塗って、絆創膏を貼って寝る。
そして次の日またお風呂にはいるときに絆創膏を剥がして、患部を洗い流す。
そしてまたイボにキズ軟膏を塗って・・という感じ。
2ヶ月程度でウイルス性イボが治った。

まさかの、キレイに治ってしまいました。数年間、足の裏のイボに悩まされ、歩くのが困難だったイボ。悩みのタネだったのに、市販の塗り薬だけで簡単に治ってしまいました。
もしお医者さんの言う通り、液体窒素治療を受けていたらと思うと、ちょっとゾッとしました。足裏の液体窒素治療は、ネットで感想を見ましたが「仕事ができない、まともに歩くことができないレベルの痛み」があるそうです。恐ろしい・・。
明治キズ軟膏の成分とは?
明治きず軟膏 1gあたりの成分
・ポビドンヨード100mg(有効ヨウ素として10mg)
・添加物(マクロゴール、pH調整剤)
ポビドンヨード = ヨード + ポリビニルピロリドン
ヨードとは?
昆布やワカメなどに含まれているミネラルの一種
ポリビニルピロリドンとは?
毒性を下げて水によく溶けやすくする。
ポビドンヨード
市販されている茶色のうがい薬や、手指を殺菌・消毒する医薬品の有効成分のひとつ。
強い殺菌効果を持っており、さまざまな種類の細菌やウイルスに対応できる。
絶対にやってはいけないこと
イボをハサミ、爪切り、ナイフ等で切ったり削いだりする行為。
皮膚に傷がつき、そこからばい菌が入り、さらにイボは悪化する。
また手で擦ったり触ったりする行為。これもばい菌が入る原因となる。
今度は顔にウイルス性いぼが出来た話
足裏が治ったと思いきや、その1年後くらいに、今度は顔にウイルス性イボが出来てしまいました が、こちらも塗り薬だけで治療できたので、その経緯と治療法を書いてみました。もしよかったらぜひ御覧ください。
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