林社長「年収が高い人は、低い人に比べて、みんなの役に立ってる」は本当か

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令和の虎、林社長の投稿。

その後、自分の発言をフォローするように、こんな発言をした。

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年収の高低は市場価値で決まるが、社会的必要性の高低ではない

これが私の考え。具体例を出す。

①東京のキャバ嬢10000人
②東京のゴミ収集業者10000人

①と②が明日から突然この世から消えてなくなったと仮定する。
さて、東京都民が困るのは、①と②のうち、どちらか。

①の場合
・キャバクラ店と、その界隈の業者の売上が激減する
・それによる東京都の税収が減る

②の場合
・上記に加え、東京都民の公衆衛生、治安等が悪化する

なぜ社会的必要性が高い仕事なのに年収は低いのか

給与支払いの主体が国や自治体など税金である業種の場合、市場価値によっては決まらないので、人手不足であっても劇的に給与があがることはない。

具体例
・学校の教師
・介護士
・保育士
・自衛官
・ゴミ収集業者

キャバ嬢はなぜ年収が高いのか

キャバ嬢
・まず女性の最大の武器である若さ、顔、体を売りにしている
・お金を払う主体がお金を持っている男性
・サービス価格を高く設定している
・課金システム(推し活)が整備されている
・キャバ嬢として継続して働けるような若い女性の存在が希少

大前提として、キャバ嬢として稼ぐのは並大抵のことではない。生まれ持ったポテンシャルに加え、同僚達との人間関係を乗り越える強さ、夜勤を乗り越える体力、そしてクソ客を相手にしてもへこたれないメンタルなど、恵まれた才能✕本人の相当な努力が必要な職種ではあると思う。

ただそれは、金を支払う主体と、サービスを提供する価格と、労働者の希少性によって決まるものなので、そこで年収が高いからといって、社会の役に立っているとか、そういう判断基準には使えない。

最大の問題はなにか

年収が高く、有名な人は、それだけで自分の意見が通りやすい。例えば東大出身の人がいればそれだけで頭がよく見えるし、その人の発言がめちゃくちゃでも「でもあの人は東大出身だから言ってることも正しいに違いない」みたいなバイアスがかかる。

その地位にいる人が「年収が低い人は、世の中の役に立っていない」という発言をしたら、どうなるか。教師、自衛官、介護士、ゴミ収集業者など、いてもらわなくては困る業種で働いている本人や、またその家族の気持ちを害するばかりか、その職種に社会的なやりがいを感じていて、将来働こうと夢見る人達の気持ちまで阻害してしまう。それこそ日本にとってマイナスである。

「金こそすべて」という考えの人間が増えてしまうと、こうなってしまう。

雑記
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