石丸伸二「再生の道」東京都議選ゼロ議席の大敗

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東京都議会議員選挙で42名の候補を擁立した石丸伸二「再生の道」が、まさかのゼロ議席という大敗によって幕を閉じた。期待していたファンの多くはこの結果に肩を落としたはずだ。

「都民により多くの選択肢を提示したい」という理念は素晴らしいが、同じ選挙区で2名も3名も擁立してしまえば、そりゃ票は分散してしまって当選も遠のくだろう。

再生の道候補者の中には、当選ラインぎりぎり後もう一歩のところで涙をのんだ候補者もいた。その反対に、まったく手の届かなかった候補者もいた。

豊島区の選挙結果。わずか600票差。

世田谷区の選挙結果。当選最下位は23100票。

再生の道は世田谷区に2人擁立。2人の票数を合わせると27000票。

石丸伸二の力によってスタートダッシュを切れたように見えた候補者だが、それは現実の世界では組織票を崩して当選するラインまでには至らず、SNS上でのフォロワー数やチャンネル登録者数を多少集める程度に留まったという印象だ。ネットの世界で1フォロワー集めることと、現実の世界で1票をもらうことは、大きく異なる、そういうことなんだろう。

彼らは今後、どういうキャリアを歩むのだろう。4年後の都議選を見据えてSNS上で政治的な発信を続けるのだろうか。それとも政治の世界は諦めてしまうのだろうか。再生の道立候補者の今後の活動にも注目が集まる。

次は参議院選挙がある。ここでまた再生の道がゼロ議席という結果になるようであれば、もう「石丸伸二と再生の道はオワコン」というレッテルが貼られるだろう。それとも「これがスタートだ。ここから石丸伸二と再生の道は始まる!」とポジティブに捉え、数年後に政治の世界を塗り替えるという奇跡のような景色を見ることはできるのだろうか。

ひとつ言えることは「公開討論会に出てこないような政治家は落とすべき」だ。

政治
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