金利とは?

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お金を借りたり貸したりする際に発生する「利子」や「利息」の割合のこと。

固定金利
借入時に金利が固定され、返済期間中ずっと同じ金利が適用。
具体例:住宅ローン「フラット35」
・住宅金融支援機構と民間金融機関が提供する長期固定金利の住宅ローン。
・借入期間中の金利が固定されるため、返済額が一定。
デメリット:将来金利が低下しても変化がないので割高になる。

変動金利
市場の金利動向によって変動。
経済状況に応じて金利が上下するため支払い額が変わるリスク。
具体例:住宅ローン「変動金利型」
・半年ごとに金利が見直される(多くの場合)。
・返済額が一定期間(通常5年間)は変わらない「固定返済方式」が多い。

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長期ローンは金利が高い

借り手の収入や経済状況は、長期間にわたって変化する可能性がある。
失業や病気などのリスクが長期間のローンでは高くなる。
貸し手はこれを補うために金利を上乗せする。

経済環境の不確実性
長期間ではインフレ率や市場金利などの経済環境が大きく変わる可能性がある。
貸し手が将来の利回りを確保できないリスクを負う。

政策金利

・中央銀行が商業銀行(普通の銀行)に対して貸し出しを行う際に適用する金利のこと
・経済全体の金利水準に影響を与え、経済の安定を図る

・日本の場合:日本銀行⇒「無担保コール翌日物金利」が事実上の政策金利
・アメリカの場合:FRB⇒「フェデラルファンド金利」

物価の安定
インフレが進みすぎる場合 → 金利を上げて需要を抑制
デフレが起こる場合 → 金利を下げて需要を刺激

景気の安定
景気が過熱している場合 → 金利を上げて投資や消費を抑える
景気が冷え込んでいる場合 → 金利を下げて投資や消費を促す

通貨の安定
高金利 → 通貨価値が上がり、輸入品が安くなるが輸出には不利
低金利 → 通貨価値が下がり、輸出が有利になる

住宅ローン「フラット35」

借入期間を最長35年とする全期間固定金利型の住宅ローン。

金利にかなり幅がある(年1.860%~年3.570%)
これは何によって決まる?

・融資率(物件価格に対する借入額の割合)
・借入期間
・団体信用生命保険(団信)の有無
・各金融機関が競争に応じて設定するので金利に差が出る
・特定の条件を満たす住宅では金利の引き下げが適用される場合がある(例:省エネ住宅)

雑記
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