配当金・配当株とは?
配当株は、株主に定期的に配当金が支払われる株式のこと。
配当金は、企業が得た利益の一部を株主に分配するもの。
投資家にとっては株価の値上がりだけでなく、安定的な収益源としての役割を果たす。
配当を支払う企業の特徴
一般的に財務状況が安定していて、持続的な利益を上げていることが多い。
成熟した大企業や、安定した業種の企業が多く見られる。
配当金生活のメリット
- 配当株から定期的に配当金が得られるため、株を売却せずに現金収入を確保できる
- 株式自体を売却する必要がなく、資産(株式)を保有したままで収入を得ることができる。
- 株価が上昇した場合は資産価値が増加し、さらに将来の配当金も増える可能性がある。
配当金生活のデメリット
- 業績が悪化した場合、配当が減額(減配)、配当そのものが停止(無配)されるリスク
- 配当金がインフレに追いつかない場合、配当金の実質的な購買力が減少、生活費の負担が増加
- 配当金に課せられる税金や、配当を再投資する際の取引手数料など
インデックス投資(取り崩し)
- インデックスファンドやETF(米国株など)を保有し、その資産価値の増加に基づいて株式を売却し、資金を引き出すことで生活費に充てる方法
- 定期的な売却が必要になるため、投資元本を減らすリスクがある
- 市場全体に投資するため、分散効果が高く、リスクが抑えられる
- 株価が暴落した際に取り崩す必要があると、資産を大きく減らす
- 特に、弱気相場時に取り崩すと、その後の回復が難しくなる
配当金とインデックス投資(取り崩し)
配当株
・安定的なキャッシュフローを重視したい場合は有利。
・ただし配当の安定性にはリスクが伴い、成長性は限定的。
米国株インデックス投資
・資産の成長を重視し、取り崩しに柔軟性を持ちたい場合に有利
・長期的に資産を増やしながら必要なときだけ取り崩す
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