資産(左側)
流動資産
現金・預金
受取手形
売掛金
有価証券
商品
貸倒引当金
前払金(前渡金)
短期貸付金
その他
固定資産
有形固定資産(建物、構築物、車両、機械装置、土地など)
無形固定資産(ソフトウェア、営業権、特許権など)
投資その他の資産(投資有価証券、長期貸付金、長期前払費用など)
負債(右上)
流動負債
買掛金
短期借入金
支払手形
前受金
未払金
預り金
引当金
固定負債(返済期限が1年を超える負債)
社債
長期借入金
長期未払金
負債の性質のある長期の引当金
預り保証金
繰延税金負債
純資産(右下)
資産の総額から負債の総額を差し引いたもの。
返済義務のない資産で「自己資本」とも呼ばれる。
内訳
・株主資本
・資本金
・資本剰余金
・利益剰余金
・自己株式
・新株予約権
用語解説
株主資本
株主が出資した資本金や資本準備金、それを使って生じた利益の利益準備金や利益剰余金など。
資本準備金
資本金に計上しなかった資金。
資本金の2分の1を超えない金額は資本金に計上しなくてよいとされている。
利益準備金
企業が利益剰余金の一部を積み立てるお金。
会社の財政基盤を強化し、無制限な配当を抑える。
利益をすべて配当として支払うと会社の財政基盤が揺らぎ債権者にとって不利益な可能性。
設備投資や新規事業開発、損失補填、経営安定などの目的で利用される。
資本金
会社や営業活動の元手となる資金。
株主や投資家が出資した金額や経営者の自己資金をまとめたもの。
会社設立や増資の際に払い込まれたお金で、創業当初の運転資金の基礎。
誰にも返済する義務がない。
基本的には使い道が限定されておらず、運転資金や設備投資など会社のお金として自由に活用。
資本金が5億円以上または負債の部の合計額が200億円以上である株式会社を「大会社」と定義。
返済の義務がある借入金を資本金にすることはできない(違法行為)
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