一人暮らしをして初めて気がつく母親の家事の偉大さ

一人暮らしをしていて、たまに実家に帰ることがある。

実家の部屋の空気はとても綺麗だ。
これはこまめに換気をして、掃除をしている証拠。

布団のシーツも洗濯しているし、布団もお日様に干されている。
キッチンから変な生臭い匂いもしない。

トイレも洗面所も綺麗でピカピカ。
お風呂場のぬめりもないし、カビ臭くもない。
バスタオルもいい匂いがするし、足ふきマットもしっかり乾いている。

一人暮らしをしている自分の家と比較すると、随分違うなぁと驚く。
自分のアパートは、風呂場はヌメっとして汚いし、キッチンもちょっと臭い。

布団もしきっぱなし。
あまり洗濯しないので少し汗臭くて、うっすら湿ってる。

多少は不潔でも、暮らしてはいける。
日常生活でも、そこまで困ることはない。

でもやっぱり違うのである。
単純に言えば、手間のかけ方が1つも2つも上なのだ。

お風呂場だって、シャワーでざっと流しただけで終わりにしない。
ちゃんと湯船もタイルの部分もちゃんと磨く。
磨いた後は水を切って乾かす。

布団もしきっぱなしにせずに畳んで押し入れにしまう。
そんな毎日やらんでも・・と思うけど、掃除機をかけて階段を拭き掃除する。

やるのは家の中だけにとどまらない。玄関先の歩道も掃き掃除をする。
家の駐車場にたまった落ち葉も拾うし、なんなら道路に落ちたゴミも拾う。

この母親の凄さに気がついたのは、恥ずかしい話、アラフォーになってから。
尊敬の対象ではなく、保護して守らなきゃいけない存在だとばかり思っていた。

私から見ると「やろうと思えばできるけど、めんどくさくてやる気がでない」行為だが、それを毎日コンスタントに続けられている母。どうすれば母のようになれるのだろうか?

料理だって美味しい。そこまで料理に凝らない一人暮らし男だと、だいたい決まったものばかりになる。スーパーやチェーン店のお弁当が増えるし、自炊といっても本当に簡単なものばかりになる。

それに比べて母の手料理は美味しい。いや、これもすごく凝った、というわけではないんだけど、ちゃんとひと手間かけて、シンプルだけど美味しいものを作る。これも自分との比較で気がついた。

雑記
スポンサーリンク
のんびりブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました